

医療者むけ講演会 ㏌ 旭川 実施報告
去る7月10日(月)に北海道旭川市にて、当会主催の医療者むけ講演会が開催されました。開催概要および講演内容は下記をご覧ください。 日 時 平成29年7月10日(月)
主 催 北海道東北臨床宗教師会
後 援 医療法人社団 慶友会吉田病院
講 師 谷山洋三・東北大学准教授
※講演会参加者数 41名
講演では、臨床宗教師の特徴(宗教協力や他者理解について)や、臨床宗教師の役割(スピリチュアルケア、宗教的ケア、スタッフのケア、宗教者のネットワーク)、臨床宗教師の資質(公共性の意識、宗教者自身の内省)についてのお話しがありました。 参加者の方々は、スピリチュアルケアにおいて自身と向き合う大切さを再確認されて気づいておられる様子が見えました。会場は終始和やかな雰囲気が流れていていました。 写真:講演の様子


中国曹洞宗禅学国際検討会開催
去る7月9日~12日、中国江西省抚州市宜黄寶積寺に於いて、第1回中国曹洞宗禅学国際検討会が開催されました。東北大学大学から鈴木岩弓先生、大村哲夫先生、金田諦應師、金田諦晃師等6名が招待され、公共空間における臨床宗教師の役割と活動の実際等について発表しました。 この検討会には、中国、台湾、韓国、日本、スリランカ等の僧侶、研究者が招待され、臨床宗教師という社会資源にについて高い関心が寄せられました。 中国江西省人民政府広報 http://www.jiangxi.gov.cn/xzx/xwfbh/201707/t20170704_1345881.html 中国新聞網 http://www.chinanews.com/cul/2017/07-09/8273119.shtml


日野原重明先生、逝く
日野原重明先生が逝かれました。 心よりお悔やみ申し上げます。 日野原先生の思い出といえば、なんといっても「ラジオ・カフェ・デ・モンク」にご出演いただいたことです。 東日本大震災直後からそれぞれの場所で活動を始めた私たちは、強烈な縁で引き寄せられ、「心の相談室」を立ち上げました。「心の相談室」を根城にして、更に活動を活発化させていったわけですが、その活動のひとつに「ラジオ」がありました。移動傾聴喫茶=カフェ・デ・モンクは、寄り添い活動としては有効だが、ピンポイントだ。もっと広範囲に被災者に寄り添えないないだろうか? いろいろ考えて思いついたのが「ラジオ」でした。宗教者や医療者、学者、被災現場で働く活動家をスタジオに招いて「明日を生きるヒント」をいただこう。それがラジオ版の「カフェ・デ・モンク」。2011年の10月1週目からスタートさせたのですから、我々スタッフも相当ぶっ飛んでいたのですね。 その年のクリスマスイヴと翌年の元旦、「ちょっとビッグなゲストをお招きしてリスナーさんに喜んでもらいたいね」ということになりました。 白羽の矢を立てたのが日野原重


病棟のお坊さん ~生と死に向き合う〜 (下 共鳴する心 )
7月13日(木)河北新報朝刊。昨日に続き東北大学病院緩和ケア病棟の臨床宗教師として非常勤職員を勤められている金田諦晃さんの記事(「下 共鳴する心」)が掲載されております。ぜひご覧下さい。


病棟のお坊さん ~生と死に向き合う〜 (上 傾ける耳 )
7月12日(水)河北新報に、東北大学病院緩和ケア病棟の臨床宗教師として非常勤職員を勤められている金田諦晃さんの記事が掲載されております。ぜひご覧下さい。

「カトレアの森」交流会に参加
東北大学病院産婦人科には、婦人科領域のがんの患者会「カトレアの森」があり、茶話会や交流会などの活動を行っています。「カトレア」という言葉には下記のような想いが込められております。 人間として、女性として、私たちは大きな試練を体験しました。治療の過酷さもさることながら、精神的なダメージを抱え、孤立感や不安の中で過ごす日々が続きました。過酷な治療のその後も、女性ならではの不安や副作用に悩みます。 そのような中、東北大学病院婦人科の病院スタッフの皆様のお陰で、患者の会を立ち上げることができました。病との闘いは「患者本人」「家族や支える人々」「医療スタッフ」が一体となった“総力戦”ともいえます。この会の交流の中から希望や慰めを見出して心の免疫力を高めていきたいと願っています。 カトレアの森という名前には「女性としての美しさと誇りを持ちつづけたい」「森林の持つ蘇生力・癒しのパワーを借りたい」という欲張りな願いを託しました。ひとりでは1本の木に過ぎないけれど、集まり助け合うことで新たな力を生み出したいと思っています。 [カトレアの森HPより] 7月6日(木)


7/4(火)カフェモン報告
7/4(火)、仙台市泉区にある泉中央復興住宅集会所でカフェ・デ・モンクが開催されました。こちらの復興住宅には沿岸部から来たかたが結構いらっしゃいます。その人たちが「三陸会」というグループを作って交遊しているからでしょうか、みな和気あいあいで明るいのです。この日のために練習したという「カエルの唄」の輪唱、「茶摘み」「愛染かつら」、とても良かったです。山形県米沢市の妻鳥紘明師にご加担いただきました。

7/10、北海道旭川で「医療者向け講演会」開催
7月10日、北海道旭川で「医療者向け講演会」があります。 主催は北海道東北臨床宗教師会 講師は、われらが谷山洋三先生です。 演題は「医療現場におけるスピリチュアルケア」 私たちはスピリチュアルな苦しみにどう向き合えるのか。 日本人の価値観・死生観から学びます。 詳しくは「お知らせ/研修会」のページをご覧ください。