

平成29年度総会・第3回フォローアップ研修 開催
9月28日(木)~29日(金)、当会の平成29年度総会および第3回フォローアップ研修が茂庭荘(宮城県仙台市太白区)を会場に開催されました。全体の参加者数は32名と予想を上回る人数となりました。 28日は、午後から平成29年度総会が開かれ、平成28年度の事業・決算報告および平成29年度事業(案)・予算(案)の報告が行われ、いずれも承認を得ました。一般事業報告では医療機関への臨床宗教師紹介についての報告があり、また今後も医療機関からの要請案件が増えて来ることが予想されることから、続く第3回フォローアップ研修に臨む参加者の姿勢が、より一層力の入ったものとなったようです。 続いて、第3回フォローアップ研修が開会。 1日目:はじめに大村哲夫先生(東北大学)による「倫理ガイドライン」の講義とグループワーク、続いて活動報告として奥原 幹雄氏(金光教気仙沼教会)による「被災者支援活動から「こども食堂」の取り組みへ」、吉田裕昭氏(曹洞宗・高福寺住職)による「石巻赤十字病院への活動報告」の2名の活動報告が行なわれました。 2日目:午前中はロールプレイ からはじまり、

震災関連フォーラム情報
平成29年度 みやぎ心のケアフォーラム 「東日本大震災6年間の心のケアの実践と今後に向けて」 ー震災後の心のケアを健康調査から考える― 【開催概要】 日 時:平成29年11月29日(水)10:00~15:30(受付開始 9:30) 場 所:TKPガーデンシティ仙台13F ホール13AB 参加費:無料 対象者:被災者支援に関わる自治体職員、支援関連機関職員等 100名(申込要/先着順) 定 員:100名(事前申し込み先着順) 詳しくは下記ホームページをご覧ください。 http://miyagi-kokoro.org/news/detail---id-226.html 震災
9月25日 役員会にて
広報事業委員長の三浦でございます。 北海道東北臨床宗教師会の役員会が、9月25日、仙台市の昌林寺で持たれ、28日~29日の総会/フォローアップ研修に向けての最終確認をしました。 そのなかで、事務局長代理の高橋悦堂師から、総会の一般事業報告で、「医療現場への進出状況をどのへんまで表記したら良いか」、意見を求められました。 〈医療現場への進出状況〉…これこそが、このホームページを閲覧してくださっている研修終了者のみなさんの一番知りたいところではないでしょうか。 会議では、実際に現場に入っている数人から報告がなされました。なるほど、かなりいい感じで進出しています。「そういう進出状況をホームページにアップして良いか」、今度は私が質問したところ、「医療現場から声がかかり、交流は始まっているが、お互いまだ手探りの状況にあり、慎重に歩み寄っていく必要がある。特に公立の病院は(広報について)敏感である」との示唆をいただきました。 よって、どのような医療施設から、どのような要望が(北海道東北臨床宗教師会に)あり、どのような契約で、誰を派遣し、どんな活動をしているか
【転載】終末期医療、臨床宗教師の役割は? 高久史麿氏、アジア大洋州医師会連合で講演
高久史麿・日本医学会前会長は14日、アジア大洋州医師会連合(CMAAO、横倉義武会長)の東京総会で、終末期医療について講演した。高久前会長は、悲しみを抱える人に寄り添い、心のケアを行う「臨床宗教師」を取り上げ、大規模災害の被災地や緩和ケア病棟における活動の意義などを述べた。【新井哉】 高久前会長は、日本医師会(日医)の生命倫理懇談会の座長を務めている。同懇談会は、終末期医療に関する答申を行っており、答申では患者の意思確認や家族との話し合い、終末期医療の経済的観点などを取り上げている。 この日の講演で、高久前会長は、2011年の東日本大震災の際、臨床宗教師が被災者に寄り添って活動したことや、16年に日本臨床宗教師会が発足したことなどを説明。また、臨床宗教師について、「相手の人生観や信仰を尊重し、生きる力を育む宗教者」とし、被災地などで役割を果たす意義を強調した。 医師や法律家、学者、政治家などが集まって1976年に設立された日本尊厳死協会の現状も説明。日医の横倉会長と同協会の岩尾總一郎会長の対談に触れ、「リビングウイルが残されていると家族も心安らか


「帰らぬ魂 寄る辺を」河北新報記事
東日本大震災から6年半を迎えた、9月11日。仙台市の葛岡霊園でおこなわれている身元不明者のお弔いについて、河北新報に掲載されました。


第41回日本死の臨床研究会年次大会
大会名 第41回日本死の臨床研究会年次大会 大会テーマ ケアする私を育む:見て、感じて、考える 会期 2017年10月7日(土)~8日(日) 会場 秋田県民会館 ほか3会場 秋田県秋田市千秋明徳町2-52 詳しくは下記URLをクリックし、ホームページでご確認下さい。 http://www.jard41-akita.com/index.html
NHK総合ドキュメント『穏やかでない最期~末期がんの“看取り医師”が伝えたかったこと~』
NHK [総合]
2017年9月18日(月) 午後10:50~午後11:40(50分) ドキュメント『穏やかでない最期~末期がんの“看取り医師”が伝えたかったこと~』 去る3月21日ご遷化されました日本臨床宗教師会顧問で独鈷山普門院西明寺住職・普門院診療所内科医の田中雅博先生の活動をNHKが長期にわったて密着取材を続け、既に「クローズアップ現代+」やEテレの「こころの時代」等でその活動の原点や動機などを紹介されましたことは、みなさまご存知の通りですが、その完結編とも言うべき「特集番組:穏やかでない最期~末期がんの“看取り医師”が伝えたかったこと~」が、放映されることとなりました。 田中雅博先生はその人生最後の2年間、僧侶・医師・末期がん患者として我々臨床宗教師をはじめ多くの方々に仏教・医療・いのちのケアそして何よりも臨床宗教師の必要性について説かれてきました。 私自身、田中先生のお人柄とそのお考えに感銘を受け、限られたご存命の間に少しでも多くのお教えを賜りたく思い数回にわったてお伺いさせていただいていたことがきっかけで、田中先生が残された“メデ


新刊のご紹介『看取るあなたへ 』河出書房新社
「あなたの大事な人が旅立つ時には、よく頑張ったね、と手を握ってあげてほしい」――終末期医療の最前線に立つ20人が綴る、看取りのかまえ。大切な人と今を生きる為のヒントに満ちた書。 「新薬と臨床」という医薬品関係の専門誌に、「私の死生学・死生観ー医療者から医療者へ、そして患者へ」をテーマに連載されたものが、一冊の本になりました。医療者・宗教者・宗教学者の死生観が綴られております。徳永進先生、高木慶子先生・島薗先生・柏木哲夫先生という著名な方々をはじめ、当会会長の金田 諦應師のインタビューも掲載されております。 『看取るあなたへ』 細谷 亮太 著 徳永 進 著 長尾 和宏 著 出版社: 河出書房新社 単行本 46 ● 256ページ
ISBN:978-4-309-24826-4 ● Cコード:0047
発売日:2017.09.19(予定) 著 者 細谷 亮太 (ホソヤ リョウタ) 1948年生。小児科医。聖路加国際病院顧問。東北大学医学部卒業。テキサス大学MDアンダーソン病院がん研究所勤務後、聖路加国際病院小児科に復職。主著に『小児病棟の四季』『い