

3月11日「カフェ・デ・モンク」開催
3月11日、
石巻蛇田にある災害公営住宅の集会所で
宗教者による移動傾聴喫茶「カフェ・デ・モンク」を開催しました。
コロナ禍で、去年は開催できなかったので、久しぶりでした。
震災から10年という節目の年であること、
二日前に南三陸町を行脚した宗教者のほとんどが残って下さったこと
等もあり、キリスト教から仏教の各宗派混合の
にぎやかな布陣となりました。
遊びに来たおじさん、おばさんたちは
元気でした。
でも、この十年間で、知らず知らずのうちに
来れなくなった人もいるのかなあ…。
2時46分には、海側を向き、
皆さんとともに、1分間の黙祷を捧げました。
この十年間、被災地が私たちの修行道場だったんだなあ、
と思うとこみあげてくるものがありました。
アッという間だったけど、ものすごく濃厚な
十年間だったような気がします。 (広報/三浦)


3月10日の河北新報朝刊に掲載
3月10日の河北新報朝刊の記事です。3月9日から「人々と共に 寺院・僧侶の今」という特集記事が組まれています。3月9日は、石巻市と富岡町の被災された寺院の復興についての記事でした。3月10日朝刊には「臨床宗教師」という題の記事でした。記事では、当会会員の坂本顕一師の石巻市での活動、当会で行っている電話相談事業が紹介されておりました。


宮城県南三陸町、慰霊行脚メモ
2011.03.09 宮城県南三陸町、慰霊行脚メモ 集合場所:海蔵寺(南三陸町戸倉)
13:00
海蔵寺からマイクロバスで西戸地区慰霊碑へ移動
西戸地区の被災状況について、海蔵寺護持会会長阿部壽男氏より説明。
「西戸は、海に面していない地区であるため、避難せずに津波に飲み込まれた人が多かった。
犠牲者を慰霊し、犠牲を繰り返さないために、地域で慰霊碑を建立した」
《慰霊碑前で供養》
立派に出来た防潮堤の上を行脚。 《戸倉地区東日本大震災慰霊碑で慰霊供養》
阿部護持会長の説明
「ここの下に戸倉小学校があった。高台にある五十鈴神社の方に避難したので多くの命が助かった。 防災計画では屋上への避難も検討していたが、屋上に避難していたら大川小学校以上の悲劇が起きていた」
ホテル観洋でトイレ休憩。
旧防災庁舎隣の慰霊公園まで行脚
《慰霊公園で慰霊供養》
参加者 伊藤文雄(ルーテル神学院 元教授 日本臨床宗教師会顧問) 立野泰博(九州臨床宗教師会 日本福音ルーテル大江教会) 糸山公照(九州臨床宗教師会 真宗大谷派光照寺) 松本峰哲(中部臨床宗教師会